他部署とのいざこざを経た結果、私だけ無視される状況が続いています。精神的にかなり限界が近づいています。
終わらない仕事、長時間の残業、睡眠不足、職場で向けられる敵意、ギスギスした人間関係、性格の悪いクズばかり…
さすがにそろそろダメなんじゃないかと思うようになってきました。
また、最近は仕事で怒鳴られるたびに過剰に怯えてしまい、誰に対してもヘコヘコするようになってきました。何か精神的な一線を越えてしまったのでしょうか、自分の意見を言うことができなくなってしまいました。
ヘコヘコしていればいずれ開放してくれる。そんな気持ちになってくるのです。他人が恐い、怒鳴ってくる人間が恐い。
この瞬間、これってどこかで見たことあるなと思いました。そう、私の職場の先輩たちです。理不尽な扱いを受けようがパワハラを受けようが、ひたすらヘコヘコして平謝りする姿。まさに今の私です。
どうやら、私も同じ人種になりつつあります。
これって、何かの精神疾患の一歩手前だと思うんですよ。ヘコヘコしたくてするのではなく、なにかの強迫観念に駆られたように他人が恐くなるのです。
常にビクビクして、他人の顔色ばかりうかがうようになっています。
そんな私の姿を見て、周りの先輩たちがニコニコして近づいてきます。私が卑屈でヘコヘコする態度を取りようになってから、少し周りの先輩たちが優しくなったように思えるのです。「ちょっと一皮むけてきたんじゃないか」とも言われました。
何これ、ちょっと恐いんですけど。一皮むけたどころか、そろそろ精神的に死にそうです。
プライベートで感情のコントロールができない
他人に対して異常に怯えるようになってからというものの、プライベートでも感情のコントロールがうまくできなくなりました。
仕事がある日は常にビクビクしている反面、休日はまるで電源が切れたコンピューターのこどく無表情・無反応になります。まるで生気がなく、生きているのか死んでいるのかすらわからない状態です。
最近、昔ながらの友人に会う機会がありましたが、「悪いけど少し様子がおかしいと思うよ」と言われました。おかしいかすらわからない状態ですけどね。
ちょっと精神科か心療内科でも受けた方が良いかもしれない。
明らかにおかしくなっていく私が唯一できた抵抗、それは病院にかけこんで助けを求めることでした。
無理やり始発で地元に帰っては、地元の病院で診察を受けることになりました。地元の病院を選んだのは、もはや働いている土地の何もかもが嫌になってきたからです。職場だけでなく街行く人の誰もが信用できなく、恐くなっていたのです。人間不信というよりは人間恐怖症に近いかもしれません。
まったく意味のなかった精神科への通院
結論から言えば、精神科の受診はまったくもって無意味でした。
医者からいただいたありがたいお言葉は「えー仕事がツライ?まあ初めはそんなものだね。睡眠時間を確保してしっかりと寝てください。後は適度に休息を取ってください。はいでは次の人!」です。うろ覚えですがこんな内容でした。
診察は時間にして5分くらいで終わりました。あっけないものです。始発から無理をして時間を確保してはるばるやってきてコレです。まったくもって無意味でした。とりあえず患者の回転率を上げたいという強い意志だけは感じ取れました。ゴミクズです。
もう、何もかもが信用できなくなってきました。
これでも少しは期待してやってきたんですよ。特効薬なんてのはないとは思っていましたが、それでも今のおかしな精神状態を少しでも和らげてくれる何かはしてくれると思っていたのです。
それがあっけなく処理されて終わりです。私の話を聞いていた医者が診察中に見せた見下すような乾いた笑いは忘れることができません。あえて嫌な態度を取ることで治療をするショック療法か何かでしょうか。
最悪な時間を過ごしました。
病院から出てきて思ったこと、それは自宅に帰りたくない思いだけです。このまま地元に逃げ帰りたい。もういやあの土地。何も良い思い出がない。